岡山武道館 柔道部 メンバー

Makothin's Judo

もともと大学時代から柔道はしていたのですが、当時は3年時からの入部ですぐに就活ということでほとんどしていませんでした。と言うことで当然のことながら級や段はまったく持っていなかったのです。また当時は「喘息」による日常的な発作がほぼ毎日起きていたので、他の部員と同じような稽古のメニューをとてもこなすことは無理だったのです。

社会人になってからはしばらく柔道から離れることになりましたが、あることを切っ掛けに再開することにしました。まーある事というのは、つまり「喘息」と「難聴」な自分を真っ向からすべて否定されたことがあるからです。そのときの悔しさは言葉で語りようのないほどでしたが、同時に無力な自分を思い知らされるのに至るわけで!

と言うことで、だったらばたとえ「喘息」でも柔道で段が取れることを証明してやりたくなったというのが、いちばんの理由です。今から5年前に岡山武道館の門を叩いてから、「継続は力なり」の言葉を信じて今日まで続けています。

そのかいあってか今では「弐段」を取得できるまでになり、「喘息」の発作も起きなくなりました。根本的な体力差は健康な人と比べるとどうしても持久力がないのが残念なのですが、それでも日々の努力により強くなっていく自分は確かにいます。まだまだ諦めるつもりはありません。これからも柔道を続けて己を精進させて行きたいと思います。

マコチンの喘息について

フルタイドディスカス200

フルタイドディスカス200

先天性の気管支炎喘息

母方による覚醒遺伝での先天性の気管支炎喘息であると診断されています。幼少時は夜中に発作が起きることが多く、朝まで眠れない日々があったことをよく覚えています。発作が続くと結果的に脳への酸素供給が少ないため、朝一番に病院へ行って吸入器で発作を治めた後は猛烈な眠気に襲われ、保育園と小学校をよく休んでいました。

喘息における偏見

今からおよそ25年くらい前では、喘息というものは「ハーハー、ゼーゼー」と言う、専門用語で「喘鳴(せんめい)」がそうだと考えられていました。逆にいうとそうでなければ喘息とは言えないというものだったのです。

しかしマコチンの場合、「無喘鳴」型の喘息だったため周囲からの理解はたいへんなものがありました。まずは学校の保健の先生に信じてもらえませんでした。「ハーハー、ゼーゼー言ってないから大丈夫!」とよく言われたものです。酷いときなど仮病ではないかと疑われもしたこともあります。

今日においては「喘息」というものは千差万別・十人十色とさまざまなタイプがあることが分かってきており、理解も進んできているように思います。以前は蕎麦アレルギーで喘息による発作を起こし亡くなられた児童のニュースもよく流れていましたね。現在は詳細を把握しかねますが、以前に比べて格段に対処法が良くなったのではないかと思います。もちろんそうではないケースもあります。世界的に喘息児童は増える傾向にあり、その背景にはやはり大気汚染は避けることのできない問題でしょう。

ベロテックとの出会い

ベロテック」という吸入器をご存知でしょうか?マコチンが中学校1年時に岡山赤十字病院へ精密検査も含めて入院したことがあります。その時を切っ掛けに処方されたのがこの吸入器でした。当時のマコチンとしてはとても貴重な吸入器で、このお蔭で運動もかなりできるようになってきました。中学・高校と卓球部での活動などこなせるようになりました。

しかしながら、この吸入器は根本的な治療というものではなく、あくまで発作が起きたらそれを治めるためのものです。なので発作が起きる度にベロテックを使用しなければならず、体がそれに慣れてくると効き目が落ちてくることもあります。また心臓への負担も警告されており、乱用をすると重責発作を起こし、時にはチアノーゼとなり死に至ることもあります。マコチンも何度かこのような症状に近い状態になったことがありますが、まだ若く生命力があったお蔭でしょうか生き延びております。

仕事と喘息

これまで環境系と福祉系のお仕事に従事したことがありますが、結果的に「喘息」という事においては良い環境とは言えない職場でした。

環境系のときは現場が湿気の多い密室、下手をすれば巨大な浄化槽の検査などがあったため、なかなかこれはキツイものがありました。しかも吸入器を処方してもらえる病院が近くになかったために、当時は大阪にいたのですがわざわざ岡山まで帰って週末に主治医のいる病院までいって処方して貰っていたものです。

福祉系のお仕事のときは、これまた密室系と言いましょうか、とにかく施設内の換気が悪く空気が悪かったです。それにいちばんの問題は入浴時でした。入浴場を出たり入ったりを繰り返すので、夏・冬問わず温度・湿気の差が激しくもはや吸入器なくしてはやって行くことの不可能なところでした。

現在の仕事

現在はこうしてオフィスでの仕事がメインとなっており、ある意味で自分にとって理想的な環境を整えることができています。気温や湿度の差もほとんどなく喘息の発作も回数が少なくなってきました。

こうしてこれまでの経験を振り返ると、やはり自分の状態に合わせて働く場所を考慮することも重要なことであると認識しました。結果的に自分の能力を既往症によって発揮することができないことは不幸なことだと言わざるを得ません。やりたい事と自分の体とのバランス、これはとても難しい問題であり課題であるとも思います。これからの時代、こういったケースに対応していけるようなプロフェッショナルなケアワーカーがもっと発達・発展しても良いのではないかと思っています。

フルタイドディスカスとの出会い

3年ほど前に主治医から新しい吸入器を処方してもらいました、それが写真として掲載している「フルタイドディスカス」です。これはこれまでの発作が起きてから治すというものではなく、事前に発作を起こしにくくさせる、つまり予防させる吸入器です。

マコチンの場合、この吸入器との相性が良かったようで、使用をはじめて1ヶ月後ぐらいには発作が起きなくなってきました。今ではほとんど発作はなく、ベロテックのような発作を治める吸入器も持っていません。

現在では、このフルタイドディスカスもほとんど使用しないで済むようになってきています。考えるにフルタイドとの出会いと柔道を続けてきたこととのコラボレーションがうまく作用したのではないかと思っています。いずれにせよ、こうして発作のない日々が送れることを感謝せずにはいられません。仕事も悩みはすれど頑張れるのですから!



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